Thunderbirdの全体フォントとメール本文のフォントサイズの変更方法

Thunderbirdの全体フォントとメール本文のフォントサイズの変更方法
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メール本文とは異なり、アプリケーション全体のフォントを大きくしたいなら、設定エディターで変更できます。ちょっと気が付かない方法かつ、変更するパラメーター名を自分でもよく忘れてしまうので、備忘録しとして残します。

合わせてプレーンテキストメールで送受信されている人は、メール本文のフォントサイズ変更もすぐに見つかりませんから、お困りなら参考にしてください。

全体はレイアウトのCSSを変更

Thunderbird-設定エディタボタン Thnderbiedの設定(歯車アイコン)の一般の中に設定エディタがあります。

すると、「これらの設定を変更すると、Thunderbird のセキュリティ、パフォーマンスに深刻な問題を引き起こす恐れがあります」と出ます。

とありますが、小さい文字を見続けるのに自分のパフォーマンスが既に深刻な問題を抱えていますから「すべて表示」で表示させます。

ズラズラッと英語の設定名が出てきます。

一番上から検索が行えるので、そこにレイアウトのCSSを指定します。

layout.css.devPixelsPerPx

設定名「layout.css.devPixelsPerPx」が入ったバーをダブルクリックすれば値を変更できます。

最初(デフォルト)では-1となっていました。これを1.0が等倍として数値を入れてみてください。

4Kモニターで初期設定では見づらいので、1.5にしてみました。つまり1.5倍。

めちゃめちゃ大きくて見やすいw

丁度良い大きさは人に依りますが、個人的に4Kなら1.3くらいが丁度良く感じました。

CSS名を忘れても、pxだけでも7つしかヒットしませんし、数値を入れられるのは該当の設定名だけでした。これなら忘れないかな。px

pxでも分かりやすく絞り込めた

メール本文のプレーンテキストは言語を変更

メール本文の送受信に私はプレーンテキストを使用しています。HTMLメールというのはどうも慣れない上に、スパムや宣伝メールのやりたい放題だからです。

プレーンテキストを利用している前提だと、フォントの種類は変更できても、フォントのサイズは適用されていません。これはテキストのコードがISO-2022-JPだからです。

その設定は、実は詳細設定ボタンの中に言語という欄があって、そこが日本語になっていると思います。

設定の一般の中にある言語と外観がメール本文の設定 確かにタイトルに文字エンコーディングとある 確かに日本語なんだけど、文字コードは勝手にISO-2022-JPになっているというカラクリでした。

選ぶのは本来は日本語(utf-8)が良いのですけど、リストにない!

他の表記体系を選びます。これでutf-8になりました。

例はプレーンテキストでメールを送受信している場合向け その上で、フォント名とフォントサイズを変えればOK。またデフォルトでチェックが入っているとは思いますが「プレーンテキストメッセージに等幅フォントを使用する」はオンのままにします。

例えば、Hiragino SansやMSゴシックなどに変更してフォントサイズを18などにしてみると、あら、見やすい。

プレーンテキストで送受信していない人は、任意でメールの文字の大きさは変えられますから、あくまでもプレーンテキストの設定にしている人向けの設定です。


ボカシばかりですが、4Kモニターでフォントの大きさ比率 一度設定してしまえば簡単な方法でした。

Thunderbirdを利用していて、小さい字で困っているなら、この方法で大きくできます。

特に4Kモニターを利用しているなら、レイアウトのフォント倍数は1.3、プレーンテキストの等幅のサイズは18くらいが大きくて見やすいと思っています。(年齢にも依りますが・・・)

 

備忘録は以上です。