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Raspberry Pi 3 Model Bのセットアップ(NOOBSでRaspbianとOpenELEC)その1

Raspberry Pi
この記事は約13分で読めます。

RaspberryPi3Model Bを購入しました。

以前、RaspberryPi2Model BでOpenELECをインストールしてメディアサーバーとして活躍しています。

今回、もう一台、別の場所にWi-fiが標準装備のPi3を新規設置したいと思い購入しました。

(追記:2016年7月27日、2016年7月30日、2016年6月15日)

これは2016年の記事です。最新記事をご参考にしてください。
2018年版 Raspberry Pi 3b のセットアップ [ RASPBIAN STRETCH WITH DESKTOP ]

まず購入した物は以下です

こちらは今回のPi3から電源が5V2.5Aが必須との情報からアダプターも手に入れなければならないところ、その電源とセットでお得!(公式専用電源 ACアダプタ5.1V/2.5A)

 

あとTVとの接続に必要なHDMIケーブルとMicroSDカードは余っていた物を使いました。

購入したとしてもHDMIケーブルは家電量販店でも千円以下で手に入ります。MicroSDカードは8GBで足りますが、念のため32GBを使用しました。こちらも購入しても2000円以下1000円程度です。

 

SDカードで気をつけるのはClass10に対応した高速なタイプを選ぶことです。

 

ケース付きRaspberry Pi3B 本体と、SDカード32GB、HDMIケーブルの3点で合計1万円以下です。

Raspberry Piでできること(性能)を考えると決して高くなく、非常にコストパフォーマンスに優れています。

面倒くさい!という人には全部入りもオススメです!

2018年にRaspberry Pi 3B+が発売になりました。

OSの選択

SDカードにOSを入れます。

OSを用意するのに2つのパターンがあります。

  • NOOBSからRaspbianやOpenELEC(kodi)を入れる
  • RaspbianOSだけを入れてその上にkodiをインストールする

分かりにくい表現かも知れませんが、1のNOOBSはRaspberryPiに用意された簡単にRaspbianやその他のOSをインストールできるインストーラーです。複数のOSを選んで起動できます。簡単に言うとデュアルブート環境が簡単に作れることになります。

2のやり方はSDカードにRaspbianのOSだけを入れる方法で、そのアプリケーションとしてkodiをインストールして使用するやり方です。いわゆるデスクトップ等と同様に通常のOSのインストールと思ってください。

何が違うのか?

noobs1

Raspberry Pi Downloads - Software for the Raspberry Pi
Download free software for the Raspberry Pi, including NOOBS, Raspbian, and third-party operating system images. Beginners should start with NOOBS.

NOOBSのメリット

  • パーティションを考えなくてもいい
  • SDカードには単にファイルをコピーして起動すればいい

NOOBSのデメリット

  • どうやら3GB固定のパーティションとして各OSをインストールする(2種類入れれば計6GBと容量を食う)
  • 起動時にOSを選択できる反面、モニターを接続しない場合は少し面倒である(そのまま数秒のカウントダウンタイマーで前回起動のOSが自動起動する)

1つのOSしか使わない場合、パーティションの制限はあるものの、どちらも大差はない。

しかし、NOOBSを使わない場合、別にSDカードフォーマッターなどのアプリケーションでフォーマット後、書き込む(焼く)作業が要る。コマンドを使うので初心者には難しい作業かも知れない。

コマンドの方法は次のサイトが詳しく載せてありました。

Raspberry Pi 2でRaspbian Jessieをセットアップする方法

 

コマンド以外の場合は、ApplePi-Bakerが簡単でした。

2017年現在は、Etcherがオススメです!

2018年以降、balenaEtcherがオススメです。

これは2016年の記事です。最新記事をご参考にしてください。
2018年版 Raspberry Pi 3b のセットアップ [ RASPBIAN STRETCH WITH DESKTOP ]

ApplePi-Bakerをダウンロードする

今回、私はOpenELECにてメディアサーバーとして使用したいので、OpenELECだけを書き込む方がいいのですが、たまにRaspbianや他のOSも使用したいので、あえてNOOBSを利用しました。

下図はRaspbianOSだけ書き込む場合などに使用します。

Raspbianのダウンロード(直接リンク)

 

書き込み方法は簡単

  1. IMGファイルを選ぶ
  2. 「Restore Backup」を押すと書き込みが始まります。

※NOOBSの場合はSDカードへコピーです。

NOOBSにてSDカードの準備

まず、NOOBSをダウンロードします。(Liteではない方)

 

ZIPを展開したファイルをそのままSDカードへドラッグアンドドロップで全てをコピーします。

RaspberryPi3にモニターとマウス、キーボード、有線LANを接続してアダプターの電源をコンセントへ刺せば起動してNOOBSのインストーラーが画面に出ます。

※ネットに接続しないと他のOSを選べません。

NOOBSとNOOBS LITEとの違い

Download_NOOBS_for_Raspberry_Pi

OfflineでRaspbianのみインストール可能
他のOSはネットワークインストールです。

ちなみにLite版はRaspbianすら入っていません。すべてネットワークインストールです。

Download_NOOBS_for_Raspberry_Pi

SDカードをフォーマット

また事前にSDカードをフォーマットする場合は、SDカードをフォーマッターにて行います。SD Formatter 5.01

(SD/SDHC/SDXC用SDメモリカードフォーマッター 5.0.1)

sdformat1

SD/SDHC/SDXC用SDメモリカードフォーマッター 5.0
SDメモリカードフォーマッター はSDAが発行したSD File System Specificationに準拠して、SDメモリカード、SDHCメモリカード、およびSDXCメモリカード(以下SD/SDHC/SDXCカードと称します)をフォーマットします。

フォーマットはクイックで構いません。
SDFormatter

NOOBSのインストーラー

os_selected

この中からRaspbianを選択しインストールボタンを押せばインストール開始です。

※私はOpenELECも入れたいため、それも選択し最初から2つをインストールしました。

※現在はOpenELECはLibreELECになっています(color99さんご指摘ありがとうございます)

The following operating systems are currently included in NOOBS:

Raspbian
Pidora
LibreELEC
OSMC
RISC OS
Arch Linux

以後、OpenELECの箇所はLibreELECに置き換えてご覧ください。

 

インストール後の起動画面
IMG_0405

memo:
Raspbianのユーザー名は piで、パスワードは raspberry です。

”Raspbian is username pi with the password raspberry”

Raspbianの初期設定

初めに設定をします。

画面共有_ピクチャ1

 

ホスト名の変更

画面共有_ピクチャ2

あとで遠隔操作(PCやMACから)でVNCを導入する場合、このホスト名を分かり易い名前にしてください。(好きな名前でOK)

ローカライゼーション

画面共有_ピクチャ3

ロケールを言語はja、国をjapan、文字セットはUTF-8としておきます。

文字セットはこのままではCUIで使うターミナルでも文字化けしますので、後ほどフォントをインストールします。(いわゆる豆腐の文字になってしまうため)

タイムゾーンの設定

画面共有_ピクチャ3

タイムゾーンは地域ASIA、位置をTOKYOに設定。※位置を選べない時は再起動で選べます。このバージョンでは普通に選べました。

Wi-Fiの国設定

画面共有_ピクチャ5

今回のPi3はWi-Fiが装備されています。この国別をJPに変えてこのあとにWi-Fiに接続します。

(※再起動後に開いても初期のADに戻っていますが問題なさそうです)

画面共有_ピクチャ6

再起動を促されますので、一旦再起動します。

 

Wi-Fiへ接続

画面共有_ピクチャWi-Fi

扇形のWi-FiアイコンまたはPCが重なったアイコンのどちらかと思いますが、そこをクリックして一覧を出し、接続したいアクセスポイントをクリックし、セキュリティパスワードを入力すれば繋がります。繋がらない場合は、アクセスポイントの選択とパスワードを確かめてください。

(※ここはRaspberryPi特有の問題ではありませんので詳しくは避けます)

 

日本語の文字化けに対応する

ここからはターミナルで作業します。

画面共有_ピクチャ-ターミナル

 

ターミナルは画面のようにPCモニターのようなアイコンをクリックすることで利用できます。

1つずつ入力して行きます。

※コマンド入力の際、入力補完機能が使えます。入力途中でTABキーを押すことで楽に入力できます。

vlgothicというフォントとibus-mozcという漢字変換ソフトをインストールします。

sudo apt-get update

アプリケーションの更新(おまじないのようなものです)

sudo apt-get install fonts-vlgothic

vlgothicのインストール。途中でY/Nが出ますのでYのキーを押してください。

sudo apt-get install ibus-mozc

mozcという日本語変換入力アプリケーションをインストールします。
この時点ではターミナルに白い豆腐ようのな文字化けが出ますが気にせずにYを押してください。
ここで一旦再起動をかけます。

sudo shutdown -r now

再起動後に日本語入力を選択します。

画面共有_ピクチャ_mozc

 

アップデート

以下のコマンドでアプリケーションなどを最新に更新できます。

sudo apt-get update

画面共有_ピクチャupdate

 

続いてupgrade

sudo apt-get upgrade

画面共有_ピクチャupgrade

 

tightvncserverのインストール

モニター画面やキーボード、マウスを取り外して運用するためにVNCを導入します。

すべてターミナルに入力して行います。

sudo apt-get update
sudo apt-get install tightvncserver

インストールが完了したらパスワードを設定します。次のコマンドでパスワードを聞かれます。2回入力してください。(このパスワードはリモート接続で使用します)

入力が終わると、read-onlyのパスワードか聞かれますが、N(NO)で構いません。

vncserver

 

使用するには以下のコマンドで起動します。

vncserver :1

ただ、これだと毎回このコマンドを入力しないと起動できないため、OSが起動と同時にtightvncサーバが起動するように後ほど設定します。

 

これでPCやMacからリモートデスクトップ接続として利用できるようになります。

私はMacなので以下のように接続しました。

ファインダーのメニューから、移動 -> サーバーへ接続を選びます。

移動_と_Menubar

次の画面で

接続先がvnc://raspberry piのホスト名.local:5901で接続します。

私はRaspberrypi3と設定したのでvnc://raspberrypi3.local:5901となります。

サーバへ接続

スクリーンショット_2016_04_28_11_35

 

[上級者]OS起動時に自動的にvncサーバが使えるように設定する

このままでは実用的ではないので自動起動を設定します。

その前にファイルを作成しなくてはなりませんので、先にvimエディットをインストールしておきます。

sudo apt-get install vim

vimの使い方は省きます。必要なコマンドは記述します。

 

自動起動のやり方は以下の公式サイトに詳しく載っています。基本英語ですが、簡単に説明します。

VNC (Virtual Network Computing) - Raspberry Pi Documentation
Need to access a Raspberry Pi, but don’t have a monitor spare? This section provides basic instructions for setting up remote access.

 

スーパーユーザーになる。(管理者権限をもったユーザー)

sudo su

パスワードが聞かれます。Raspberrypoの初期パスワードから変更していなければ、raspberry です。

ディレクトリ移動します。

cd /etc/init.d/

cdとは場所移動のコマンドで、それに続く/etc/init.d/のディレクトリへ移動するという意味です。

次に新規ファイルに公式ページのスクリプトを入力します。

vim[新規ファイル名]

新規ファイル名は、公式ページの例だと、vncboot になっていますので、そのままでいいでしょう。↓

vim vncboot

次のスクリプトを入力するには大変なので、Raspbianで公式ページまたはこのブログをブラウザで開いてコピーしてくるのが無難です。

公式ページ

https://www.raspberrypi.org/documentation/remote-access/vnc/README.md

スクリプト

viなので、挿入モード(キーボードのiを押下して)に入りコピーまたは入力する。

#! /bin/sh
# /etc/init.d/vncboot

### BEGIN INIT INFO
# Provides: vncboot
# Required-Start: $remote_fs $syslog
# Required-Stop: $remote_fs $syslog
# Default-Start: 2 3 4 5
# Default-Stop: 0 1 6
# Short-Description: Start VNC Server at boot time
# Description: Start VNC Server at boot time.
### END INIT INFO

USER=pi
HOME=/home/pi

export USER HOME

case "$1" in
 start)
  echo "Starting VNC Server"
  #Insert your favoured settings for a VNC session
  su - $USER -c "/usr/bin/vncserver :1 -geometry 1280x800 -depth 16 -pixelformat rgb565"
  ;;

 stop)
  echo "Stopping VNC Server"
  /usr/bin/vncserver -kill :1
  ;;

 *)
  echo "Usage: /etc/init.d/vncboot {start|stop}"
  exit 1
  ;;
esac

exit 0

 

入力(コピーなど)が終わったら、ESCキーでコマンドモードに戻り、:wqと3文字入力すれば保存と終了します。

 

ファイルに実行権を与えます。

chmod 755 vncboot

今作ったvncbootファイルを元々ある基本の起動処理ファイルから変更します。

update-rc.d lightdm remove

削除して

update-rc.d vncboot defaults

vncbootをデフォルトとして設定します。

 

これで再起動をすれば完了です。お疲れさまでした。

sudo shutdown -r now

 

終わりに

Linuxのコマンドに慣れていないとこの設定には戸惑いますが、順番にすすめれば大丈夫です。

一昔前に比べて安価で実用的なPCとしてRaspberryPiが構築できます。それなりにハイパフォーマンスでデスクトップ利用としても充分ですし、もっと機能限定の使い方もアイディア次第です。

間違っている箇所のご指摘やご質問はコメントで受け付けております。お気軽にどうぞ!

続きのその2

Raspberry Pi 3 Model Bのセットアップ(NOOBSでRaspbianとOpenELEC)その2
前回、NOOBSでインストールしたOpenELECの設定です。お知らせ2016年当時の記事です。ご了承ください。起動画面でどちらか選べます。一度選んだ方が次回も優先されるため、O...

 

これは2016年の記事です。最新記事をご参考にしてください。
2018年版 Raspberry Pi 3b のセットアップ [ RASPBIAN STRETCH WITH DESKTOP ]