2018年版 Raspberry Pi 3b のセットアップ [ RASPBIAN STRETCH WITH DESKTOP ]

2018年版 Raspberry Pi 3b のセットアップ [ RASPBIAN STRETCH WITH DESKTOP ]

以前の記事が人気ありましたので、改めて最新記事で書き直しました。2017年にRaspberry Piをセットアップする際にご参考にしてください。

今回は、Raspberry Pi 3 modelBに最新のRaspbian Stretchをインストールし、初期設定までをご紹介します。

紹介している環境

  • Raspberry Pi 3 modelB 一式
  • モニター
  • HDMIケーブル
  • 無線LAN(Wi-Fi)
  • 使用しているソフトウェアはMac、Windows共に対応

ダウンロード

RASPBIAN STRETCH WITH DESKTOP を公式サイトからダウンロードします。

Raspbianには今回使用するDesktop版とLite版とあります。Lite版はGUIのデスクトップ環境がないため、非力なZero系に最適です。もちろん明確な用途がありデスクトップ環境が要らないなら迷わずLite版です。

この記事ではNOOBSでのセットアップでは無く、Raspbianのイメージからインストールします。

執筆時点での最新は2017-09-07リリースです。Debianのコードネームが”Debian Stretch”です。

 

変更点:
2017-09-07:
* Disable predictable network interface names for Ethernet devices
* Bug fix for keyboard settings dialog in Raspberry Pi Configuration
* Bug fix for crash on some videos and animations in Chromium
* Bug fix for taskbar crash when running RealVNC server
* Bug fix for reloading projects with extensions in Scratch 2
* Bug fix for MAC address problem in Bluetooth
* Simple mode and new icons in Thonny
* New Japanese translations in Raspberry Pi Configuration
* Install fonts-droid-fallback for international fonts

SDカードへ焼き付け

先にSDカードをフォーマットします。定番のSDメモリカードフォーマッター 5.0をダウンロードしインストールしてください。

SDメモリカードフォーマッター 5.0

https://www.sdcard.org/jp/downloads/formatter_4/index.html

Mac用とWindows用とあります。

SDメモリカードフォーマッター5
SDメモリカードフォーマッター5.0の動作OS

 

使用は簡単です。
SD_Card_Formatter

カードの選択はそのままで合っていることが多いですが確認してください。

カード情報に出ている容量で簡単に確認できます。

フォーマットのオプションはクイックフォーマットで構いません。右下のフォーマットのボタンだけでOKです。

 

カードの場所を確認してフォーマットボタンを押すだけです。
複数のSDカードやUSB機器が繋がっている場合は、カードの場所は必ず確認してください。
USBメモリもフォーマットできるため気をつけましょう。

 

フォーマット完了

 

SDカードへ書き込み(焼き付け)

他にもいくつかのアプリケーションはあります。現在、マルチプラットフォームに対応していて無償で簡単に作成できるアプリケーションは「Etcher」です。

https://etcher.io

 

Etcher
Mac、Windows、Linuxに対応

 

使い方も簡単です。
僅か3ステップで完了します。左からイメージファイルを選択し、SDカードの場所を選び(最初から選択済みならそのまま)、Finishボタンを押すだけというシンプルさです。

 

3stepburn

 

書き込んだ(焼き付けた)SDカードをRaspberry Pi にセットして、モニターへHDMI端子を、そして電源を繋げばRaspbianが起動します。

初回起動セットアップ

最初にRaspberry Pi の設定をします。

$ sudo raspi-config

 

以下、raspi-configでの設定です。ターミナルの中に画面が出ます。

 

インストールしたままでは表示言語は英語、時間も日本時間ではありません。使いやすいように日本語環境に合わせます。

次の項目を変更してください。

4.LocalisationOption(ローカライゼーションオプション) のI1 Change Localeを選択

文字コードである、ja-JP.UTF-8 UTF-8をスペースキー押下でチェックマークを入れて選択します。TABキーで了解へ

この後の画面で、デフォルトの言語をja-JP.UTF-8 UTF-8にしてください。

 

4.LocalisationOption(ローカライゼーションオプション)の I2 Change TimeZone

タイムゾーンはアジアを選ぶと次の画面で東京が選択できます。

 

4.LocalisationOption(ローカライゼーションオプション)の I3 Keyboad Layout

キーボードの種類は近い物を選んでください。日本語と思われる製品で構いません。

その後の選択で何語のキーボードかを日本語は108キーが一般的です。

テキストボックス内で試し打ちができますので、記号を確かめてください。

 

4.LocalisationOption(ローカライゼーションオプション)の I4 Change wi-fi Country

Wi-Fiの国コードをJPにします。

 

 

Wi-Fiの接続

初めて起動したRaspbianのタスクバーには、線が2本赤いバツ印2個が表示されていると思います。Wi-Fiに接続していません。(有線で接続してある場合は赤いバツ印はでません)

アイコンを左クリックでWi-Fiのアクセスポイントが表示された場合は、使用したい任意のアクセスポイントを選んでください。
Wi-Fiのパスフレーズを入力する小さなウィンドウが出ますのでそこに入力すれば設定は終了です。

左から2個目のアイコンを右クリックして、Wireless&Wired Network Settingをクリックし設定画面を出します。

 

ConfigureのプルダウンメニューからSSIDを選びます。
本来、その右側のプルダウンメニューにWi-FiのAP(アクセスポイント)が選びます。

※仮に何も選べない場合は、検出できていません。一度再起動しても同じ状態であれば、別途、設定ファイルに明示的にAPを記入しないとなりません。CLIの設定を参考にしてください。

画面の設定はIPアドレスを固定することになります。本来はDHCPサーバにて受信するのですが、最初に何もAPが出てこなかったため、明示的に繋げるルーターの設定しています。

 

適用を押して閉じる。
最後にパスフレーズの入力が促されます。これで接続完了です。

 

 

SSHの設定

他のPCやMacから操作を可能にするためにSSHでの接続を設定しておくと便利です。
もちろんセットアップしたように、ケーブルに繋いで作業すれば要りません。その度に付け外しするのも大変ですしスマートではありません。SSHで同様のことが出来ます。まだ未体験の方はチャレンジしてみてください。

$ sudo raspi-config

キーボードとマウスとモニターを繋げば必要ありません。

SSHを有効化

現在のRaspberry PiはデフォルトでSSHは有効になっていません。これはセキュリティのためです。Raspberry Pi は人気があり、かなりの数が世界中でセットアップされています。初期のユーザーIDとパスワードのまま利用されているケースが多く、セキュリティとしては大変危険です。

ユーザーpiのIDとパスワードは変更した方が良いです。実際にはパスワードだけ変更しても安心でしょう。

デフォルトのユーザー名とパスワード

ユーザー名 pi

パスワード raspberry

 

参考デフォルトのIDとパスワードを使っていると子供にも簡単にハッキングされます?!

家庭内LANとはいえ(やらせかどうか分かりません)、こんな可愛い子がパパのiMacにコマンドを送り、「パパ危ない」という音声を再生させ、プロセス(95251と言っていますね)を停止(Killコマンド)されてしまうとは、これからの子供達は末恐ろしい!

 

ssh_hack
キャプチャ画像が粗いのでよく見えませんが最後の2行でコマンドを送っていますね

デフォルトユーザーのパスワードの変更

パスワードだけでも変更しておきましょう。

1.Change User Password から変更可能です。

 

参考Raspberry Pi のハウツー記事とニュースの「ラズパイダ」