とうとう発表されたAppleの新型Macbook Pro 2021年モデル。Apple Macbook Proの2021年モデルと2015年モデルはコネクタ類とインタフェースが似ています。
不評だった「Touch Bar(タッチバー)」は搭載されず、人気のMagSafeコネクタが復活されました。
負け惜しみをいうと、2015年モデルにだって付いているからね!
ちょっと悔しいので、2021年モデルと負けていない部分がないのか比較してみました。
まだまだ現役バリバリのMacbookPro2015年モデルのオーナーにお届けします。
Macbook Pro 2015年モデルとの比較
6年も前のモデルと処理性能を比べても全く意味ありません。
が、どのくらいの差があるのかを知るためにも比べてみました。
Macbook Pro の主なスペック比較
性能はすなわち処理速度です。CPUこそパソコンの心臓部。M1はスゴイらしいですね。
また、ノートパソコンならではのディスプレイはとても重要です。
2021モデル 14インチ | 2015年モデル 13.3インチ | |
CPU | Apple M1 Proチップ 8コアCPU〜 | 2.7GHzデュアルコア Intel Core i5プロセッサ |
メモリー | 16GB〜 | 8GB〜 |
ディスプレイ | Liquid Retina XDRディスプレイ 14.2インチ(対角) 3,024 x 1,964ピクセル 254ppi 最大1,000ニトの持続輝度 1,000,000:1コントラスト比 10億色対応 | Retina IPSテクノロジー搭載 13.3インチ(対角) 2,560 x 1,600ピクセル 227ppi 300ニトの輝度 900:1コントラスト比 数百万色以上対応 |
512GB SSD〜 | 128GB SSD〜 | |
価格 | 239,800円(税込) | 148,800円 (税込) |
圧倒的じゃないか…。6年の歳月を感じるスペック比です。
特にディスプレイの進化は本当に驚きます。輝度が約3倍以上、色は10倍?以上の表現力です。コントラスト比に至っては、もうよく分かりません。
きめ細かさを表すppi(pixels per inch)も2021年モデルが優れています。
PPI(画素密度) = √(横2 + 縦2) ÷ インチ数
でも、2015だってRetinaですよ。綺麗でしたよ…。
サイズと重さ
ディスプレイのサイズが異なるので同じには比較できませんが、サイズと重さならそんなに遜色ないのでは?
2021年モデル 14インチ | 2015年モデル 13.3インチ | |
高さ | 1.55 cm | 1.8 cm |
幅 | 31.26 cm | 31.4 cm |
奥行き | 22.12 cm | 21.9 cm |
重さ | 1.6 kg | 1.58 kg |
え?! ほとんど変わらない!

しかも高さはむしろ2021年モデルの方が2.5mmも薄くなってるのが驚きです。
何気に幅や奥行きはほぼ同じ。誤差程度の範囲で、ディスプレイは14インチになっている。
重さもほとんど変わらない。スゲー!
充電と拡張性
いや、冒頭に述べたように、ユーザーインターフェイス部分は似ているよ。これなら近い?
2021年モデル | 2015年モデル | |
拡張性 | SDXCカードスロット HDMI ポート 3.5mmヘッドフォンジャック MagSafe 3 Thunderbolt 4(最大40Gbps USB-C)× 3 | SDXCカードスロット HDMI ポート 3.5mmヘッドフォンジャック MagSafe 2 Thunderbolt 2ポート(最大20Gbps)x 2 USB 3ポート(最大5Gbps)x 2 |
充電 | 70.0Whリチウムポリマーバッテリー | 74.9Whリチウムポリマーバッテリー |
最大11時間のワイヤレスインターネット閲覧 | 最大10時間のワイヤレスインターネット閲覧 | |
67W USB-C電源アダプタ(8コア) または96W USB-C電源アダプタ(10コア) 96W USB-C電源アダプタによる高速充電に対応 | 60W MagSafe 2電源アダプタ |

2015年モデルは転送速度は劣っても合計4つもありますよ!USBとThunderboltポート!
でも、2015年モデルはUSB-Cは刺さりません…。
バッテリーはほぼ同等!? 公称で1時間しか変わらない。(容量は減っているのに…)
2021年モデルはUSB-Cでも充電できるのが秀逸です。しかも、DisplayPortとしても使える便利さ。
同じような性能のバッテリーでも、処理性能比で格段にアップした2021年モデルなのに、2015年当時と容量も遜色ないというのはかなりの進歩に感じます。
結論は買い!
2015年という6年前と比べても全く意味の無い比較ではありました。コネクタ類のインターフェースが2015年モデルに回帰したような2021年モデル。一見すると似ているけど、性能や使い勝手は全く別物になっていました。
当時と世相が異なるとはいえ、2015年モデルとの価格差が約9万円を、向上した性能からして安いと感じるかどうかがポイントです。
安い!と思います。
特にディスプレイが1インチアップし、表現力が格段にアップした2021年モデルは、2015年当時に感じた「綺麗」からは想像できないくらいの「綺麗」なのでしょう。
初めて購入するにはオススメできます。
- 初めてMacbookを購入する人
- 2015年モデルからの買い換え
2015年モデルを所持している人にもオススメです。
同じような拡張性があるノートパソコンはやっぱり便利ですからね。このコネクタ類の良さで2015年モデルを大事に使っていたわけですから。
できれば2015年モデルにもあったバッテリーの膨張や不具合といったことが無い事を祈ります。
ちなみにまだ延命中です!


※大まかな性能でご紹介しました。詳細は公式サイトやショッピングサイトでご確認ください。
唯一、2015年モデルで自慢できるのは、液晶背面のAppleロゴが光るタイプ最終モデル!だけか。
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