Amazonの全品送料無料が一部終了。同情するなら送料をくれ !?

もともと送料無料キャンペーンから始まり、2010年から全品送料無料になっていたAmazonですが、とうとう全品送料無料が終了し、2016年4月6日付で2,000円未満は360円(税込)の送料がかかることになりました。

Amazon_co_jp_ヘルプ__配送料について

送料の負担

そもそも実際に人が配送する送料のコストはどこへいっていたか。2013年に佐川急便がAmazonの配送から撤退したニュースは業界の暗部を晒し出す結果となりました。送料のコストはお客さんから取れなければ、Amazon自体が全てまたは一部負担するか、配送業者の手数料を下げるかしかありません。または商品に上乗せして若干をお客さんから取りますでも良いのですが、販売されている商品は逆にどれも他店よりも安いのが実態でした。結果、かなりのコストを配送業者へ負担させていたことになります。

ドローンでの配送ならともかく、やはり人が動く、それも大量の注文に遅延なく配達するということは大きな費用が伴います。ましてや佐川急便にろクロネコヤマトにしろ、正社員のお給料はそれほど安くありません。配達遅延が起これば、それは配達業者の責任となりAmazonはあまり痛手を被りません。

実際に小さい店舗のネットショップですと、送料無料というのは大きな課題です。お客さんから頂くのが通常であり、Amazonなどのネットショップに慣れたお客は「なんだ!送料がかかるなら要らない」と高圧的な方もいますので困ったものです。

そもそも配送にあたり、玄関まで届けてくれるのだから、それは多少の対価をお支払いしても仕方ないと思います。田舎に住んでいると、お店に足を運んでも欲しい商品が在庫切れ、お店自体も近くになく、時間をかけて足を運んだら「ございません」では全くの時間の無駄です。

そういった地域によってはAmazonのような送料無料でしかも迅速に届けてくれるお店は、なんだか申し訳ない気持ちもありました。今ではすっかり当たり前のことが、10年以上前では考えられませんでした。ネットで買い物するだけで便利だなと感じており、送料は疑問に思いませんでした。

それでも送料無料があるのは素晴らしい

今回の送料無料の終了は、あくまで無条件で全品送料無料であったものが、全てではなくなったに過ぎず、一定の条件下では変わらず送料無料です。

  • 合計2,000円以上の注文は送料無料(合計2,000円未満の場合は360円(税込)の送料がかかる)
  • 書籍(Amazonで販売する)は送料無料
  • “Amazonギフト券”は送料無料
  • “Amazonプライム会員”は送料無料

今ではすっかりAmazon=送料無料、が定着していますが、もともと、送料無料キャンペーン前は1,500円以上は送料無料でした。当時よく書籍を買いましたが、1回の注文で1,500円になるようにそれ程でもない商品も一緒に購入していました。

それが送料無料キャンペーンから昨日までの全品へ変更されただけです。企業の戦略として、現在はプライム会員というオプションがあります。よく購入される方は会員になれば良いだけです。

年会費は3,900円(税込)です。仮に送料360円(税込)を支払う場合も年間に10回以上の購入であればプライム会員の方がお得になる計算です。仮に月々で割ると325円(税込)ですから、ヤフオクのプレミアム会員費より断然安いです。(Yahoo!プレミアム会員費499円(税込))

しかもプライム会員ならでは特典がてんこ盛りですから、それら特典を年間に数回利用すれば元を取るどころか実質的に送料無料と同じになります。いわゆる実質負担金ゼロ。

ましてやAmazonの代名詞である書籍(本・コミック・雑誌)は送料無料のままです。

外資系ゆえ税金の問題や運営方式に賛否両論ありますが、ネットショップとして顧客サービスは素晴らしいと思います。

同情するなら送料をくれ!

一部Twitterなどでは、今回の件を単純に残念がる言葉の他に擁護する発言も見受けられます。それも配送業者へ還元すべきという意見は私も同意です。別に配送業者は仕事なので単に賛成というわけではありません。よりスムーズに配達していただけるのではないかと。実際に不在票も入れずに(入れ忘れ?)登録アドレスにメールで配達完了と来て、その数時間後に配達してくる方も見受けられてきました。だいぶお疲れの様子でした。

怒りはありませんが、回る軒数も多く不在の場合は出直しとなれば、人間ですから間違いが起きたり笑顔が消えたりします。仕事とはいえ過酷だなと感じています。

偶然にも連続で注文した場合、連日お届けに来てくれるのですが、同じ方(もう顔も名前も世間話もできる方)が毎晩来られると、私の方から思わず「すみません」などと言います。一瞬ですが罪悪感が募ります。

送料分の負担が配送業者への負担軽減になれば、またより良いサービスが生まれるといいなと感じるので送料はそこまで気になりません。

プライム会員のススメ

会員へ特典を用意するのは別に新しい手法ではありません。年会費をとってより良いサービスを提供する。当たり前のことです。

最近のAmazonは、会員特典が圧倒的に豪華です。(参考:auユーザーならばAmazonプライム会員費はクレジットカード無しでもOK! au walletプリペイドカードで無駄遣いせず楽しめる。

プライムビデオだけでも年会費分は充分にお得に感じます。なにより、年会費の方が気分的にも楽です。費用を払っているから観ようという動機の一つになります。無駄に観るわけではありませんが、わざわざレンタル店に行って観たいものが借りられていてガッカリすることもありません。

2009年頃からAppleTVやhulu、プライムビデオを利用してレンタル店には行かなくなりました。

月に1回はAmazonで買い物するならば、配送も速く、日時指定もできるプライム会員はおすすめです。

配達業者にしてみれば、Amazonも顧客、お届け先も顧客という因果な商売です。今の日本は社会的な閉塞感や希薄な人間関係で、デジタルの世界の負の部分である機械的でギスギスした関係がみえて、本来のITの素晴らしさや便利な生活を感じなくなってきました。

不便でも古き時代の生活が懐かしく思います。また三丁目の夕日でも観て童心に帰ろう・・・。

デジタルジュン

「習うより慣れろ」「好きこそものの上手なれ」

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