Amazon.co.jp、薄型/軽量化し防水機能も備えた新「Kindle Paperwhite」が11月7日に登場です。記事執筆時点では予約開始しています! 価格は13,980円(税込)〜。
Kindle Paperwhiteとは?

Amazonが展開する電子書籍サービスKindleで購入した書籍を読む専用端末です。PaperWhiteというだけあって初見はまるで紙の本と同じ体験が出来ます。
E Inkディスプレイを採用した端末の電子書籍リーダーです。
第一世代のKindle1は2007年にアメリカで発売され、その後、Kindle Paperwhiteが2012年に発売されました。
日本でも約1ヶ月遅れで第一世代のKindle Paperwhiteが発売され、今回の新型でKindleとして9世代目、Kindle Paperwhiteとして第四世代目になります。(2012、2013、2015、そして2018)
この2012年に日本版のKindleストアが開設され現在まで続いています。
何が変わったの?
これまでのKindle Paperwhiteと何が変わったのか、気になりますよね。
タイトル通り、一番の変更点は防水対応になったという点です。
Kindle本を読むならKindle PaperWhite
しかし、それ以外にも細かくも多くの変更点があります。特にこれまで32GBはマンガモデルとして販売していましたが、これを一本化して、全3機種のラインナップにしたことで、KindlePaperWhiteを選ばない理由がなくなりました。
(むしろ上位機種のKindle Oasisの利点が少なくなりましたね・・・)
第四世代までの歴史(※広告有り + Wi-Fiモデル)
主な変更点を中心に並べてみました。
発売年 | 定価 | 主な変更点 |
2012年 | 7,980円 | 解像度212dpi 213グラム |
2013年 | 9,980円 | CPU高速化、213グラムから206グラムへ軽量化 リフレッシュ処理の改善、内蔵メモリが2GB→4GBへ |
2015年 | 14,280円 | 解像度300ppiへアップ、205グラムへ、Bookerlyフォントを採用 |
解像度もUPしてメモリーも倍増、そして軽量化がされました。
2018年新型「Kindle Paperwhite」のスペック
今回の新型のスペックは以下です。
新型の性能は防水だけ?
防水機能

主に防水が注目の変更点です。防水機能はIPX8等級です。最深2mの真水に最大60分間の浸漬に対応という性能で、お風呂やプール、雨やビーチサイドなどで水しぶきはもちろんのこと、濡れても大丈夫なので気兼ねしなくなります。
Kindle Oasisに搭載されていた防水機能と同性能になります。
敢えてお風呂で読書が新鮮になるかも知れません。
LEDが増えた

フロントパネル下に配置され上部へ向かって照らされているLEDの数が1つ増えました。
これまでは4個で照らしていたので若干ではあるものの、より明るく感じることでしょう。しかもこのLEDは太陽光の下でも反射しない仕組みにも影響していると思われます。
ちなみに最高機種となるKindle Oasisは12個搭載しています。
スマホやタブレット端末とは比べものにならない読みやすさです。
薄型軽量化

薄さ8.18mm、重さ182gという大幅な改善が見受けられます。
先の通り、これまでは、213グラム → 206グラム → 205グラムであった重量が、182グラムという大幅な軽量化ができています。
これまでも特に重たいとは思えませんでしたけど、更に軽量化することでカバーなどを付けても違和感は少ないかも知れません。
就寝時の読書がさらに楽になりますね。
デザインの変更
薄型軽量に伴い、デザインも変更されました。
特に目立つのは、ディスプレイ部分の凹凸が無くなりフラットになりました。これまでは画面がヘコんで1mm程度、ベゼルから沈んでいたものが、いわゆるタブレットみたいなフラットになっています。
ラインナップの再統一
これまでの廉価版にあたるKindleはそのままに、KindlePaperWhiteにあったマンガモデルが無くなり、統一されました。
8GBと32GBというラインナップなので、これまでのマンガモデル32GBにスペックを寄せたことで、1つに集約し、全体として3段階のラインナップになっています。
これはFireシリーズと同様に、松竹梅とでも言える価格と性能になります。
最後に

特徴はそのままに、上位機種のKindle Oasisの性能やマンガモデルの性能を取り入れて、リビルドしたKindlePaperWhiteは、特にコダワリがなければ電子書籍端末はこれで充分でしょう。
本物の紙のような読みやすさはウソではありません。実際に手に取るとその読みやすさと軽便さに感激する製品だと思っています。
バッテリーも気にすること無く、一度の充電で数週間利用可能です。まさに紙の本同様にいつでも読める感覚を手に入れています。
月に1冊でも新刊を買う機会があるユーザーには、文句なしにオススメできるデバイスです。
また、Amazonのプライム会員ならば、追加費用なしで対象タイトルが読み放題になるプライムリーディング(Prime Reading)で実際にの本にない体験が可能です。
さらにもっと読み倒したいと思えば、月額980円でかなりの対象タイトルが読み放題となるKindle Unlimitedというサービスもあります。
発売日までまだ日がありますが、予約は既に開始しています。発売日に手元に届くのも実はプライム会員の特典の一部です。
2012年モデルを使用している人は、この大幅なバージョンアップである2018年KindlePaperWhiteに乗り換えると、その効果は感じられると思います。
前回の2015年マンガモデルの人は、防水に興味が無ければ慌てることはありませんね。解像度300dpiと同じです。32GBも同等です。防水とLEDとデザインへの価値観で変わります。
いずれにしても今回の新型により屋外での使用が増えそうで楽しみです。
読書のための専用端末 – e-inkディスプレイで、紙のように読みやすい。直接目を照らさないフロントライト方式だから、目に優しく、長時間の読書でも疲れにくい。本数千冊(一般的な書籍の場合)がこの一台に。
これまでのKindle Paperwhiteの中で最も薄く、最も軽い。ベゼルがフラットになったモダンなデザイン。300ppiの高解像度で、小さな文字もくっきりキレイ。反射しないディスプレイだから、明るい陽射しの下でもまぶしくない。
広告つきでもスリープ画面にだけしか出ないためストレスはありません。